[2009年12月18日]

梟や机の下も風棲める

木下夕爾(1914~65)

梟(ふくろう)が冬の季語。ふくろも同意の季語です。
梟を詠った代表的な句です。不気味な鳥ですね。
夜啼く声は、昔から「ゴロスケ奉公」と聞こえるとされています。夜行性で森林などに棲んでいます。昼は小暗い木の枝の密なところや木の洞でじっとしていて、夜間は活発に動いて小動物などを捕らえて食べます。飛ぶときは羽音を立てないといわれています。
この句は、その梟の不気味さがうまく表現されています。机の下からあの大きな目で見られているような気さえしてきます。
作者きのした・ゆうじの紹介は、2006年5月22日を参照。
(出典:平井昭敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・相模湾は強風でウサギが飛んでいるような波が立っています。

投稿者 m-staff : 2009年12月18日 09:59

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