[2009年12月29日]

千両の実をこぼしたる青畳

今井つる女(1897~1992)

千両が冬の季語。仙寥、草珊瑚、実千両なども同意の季語です。
リビングの花瓶に千両が生けてあります。冬の間、色の少ない世界でひときわ目立ちますね。
千両は、初夏のころに、花茎を出して、穂のように緑色の小花をたくさんつけます。冬には果実が赤く熟し、とても明るい印象の花となります。葉の緑と赤い実のコントラストが鮮明で、部屋が明るくなりますね。
この句は、その赤い実が青い畳にこぼれていて、情景がすぐに浮かんできます。
作者いまい・つるじょの紹介は、2006年10月7日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・相模湾にヨットが3艇ほど浮かんでいます。

投稿者 m-staff : 2009年12月29日 10:12

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