[2010年01月02日]

沖かけて波一つなき二日かな

久保田万太郎(1889~1963)

二日が新年の季語。狗日(くじつ)、二日の酒、二日の富士、二日の海、二日の町なども同意の季語です。
二日は、初荷、初乗り、初湯、書初め、初夢、掃き初めなどさまざまな行事の始まる日です。湘南海岸を往路、箱根へ向けて、箱根駅伝がたすきをつないでいます。この行事はいつもテレビで見ています。
「元日は嬉し二日は面白し」といわれるように、元日の重々しさから抜けてほっとした日と捉えられています。
この句でも作者の住んでいた鎌倉の海の静謐さが伝わってくるように思います。
作者くぼた・まんたろうの紹介は、2005年1月6日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・相模湾は波が穏やかで、今日の句のような情景が見えます。

投稿者 m-staff : 2010年01月02日 09:52

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