[2010年01月08日]

松過ぎの髭そらぬ顔ばかりかな

加藤楸邨(1905~93)

松過ぎが新年の季語。松明、注連明けも同意の季語です。
正月も7日を過ぎれば、松の内、すなわち門松を立てている期間が過ぎたことをいいます。関東周辺では1月7日過ぎ、京阪地方では15日過ぎのしばらくの間をいいます。生活全般が日常の姿に戻ることになります。一方でにわかに寂しくなったような気分になりますね。
この句は、俳句仲間でしょうか、髭をそらずにお正月をのんびり過ごした期間はもうおわり、さあ活動的になりましょうといっていますが、どこか俳諧味のある句ですね。
作者かとう・しゅうそんの紹介は、2005年1月22日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨日に続き、今日も富士山がはっきりと見えます。空気が乾いていて、湿度が40%ほどです。

投稿者 m-staff : 2010年01月08日 09:31

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