[2010年01月25日]

白き息ゆたかに朝の言葉あり

西島麦南(1895~1981)

白き息が冬の季語。白息、息白しモ同意の季語です。
朝起きて、外へ出てみれば、吐く息が白くなります。昔、北海道に住んでいたころは、零下20度にもなると、室内でも吐く息が白く、凍(し)ばれるという感じでした。横須賀では、氷点下になるということはなかなかありません。
この句は、なんと言っても「ゆたかに」がいいですね。朝のお早うという言葉がゆたかに聞こえるという臨場感に惹かれますね。
作者にしじま・ばくなんの紹介は、2005年6月26日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・横須賀の日の出は6時45分、日の入りは17時3分。お日様をのぞめる時間が少しずつ長くなっています。

投稿者 m-staff : 2010年01月25日 09:59

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