[2010年01月30日]

すれすれに基地の金網探梅行

澤木欣一(1919~2001)

探梅行(たんばいこう)が冬の季語。探梅、梅探るも同意の季語です。
早咲きの梅をたずねながら山野を歩くのが探梅です。梅の咲いているのをたずねながら早い春を探して行きます。まだまだ冬の最中ですから、風は冷たいながらも日当たりの良い山や丘のふもとを歩くものです。
この句は、まるで横須賀を言い当てているようです。横須賀には米軍の、自衛隊の基地があちこちにあります。山に入れば弾薬庫、射撃場など、金網でくくった土地があります。そこを梅を探して歩く様子はとても親近感があります。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記(第2版)」雄山閣、2003年刊

投稿者 m-staff : 2010年01月30日 07:06

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