[2010年02月02日]

冬の果蒲団にしづむ夜の疲れ

飯田蛇笏(1885~1962)

冬の果が冬の季語。冬尽く、冬終る、三冬尽く、冬の名残、冬惜しむも同意の季語です。
冬の果は、長く厳しい冬がようやく終ったという喜びや解放感があります。たしかに冬が好きなのは、あまりいないでしょうね。三ヶ月にわたる冬が終ることでほっとする気持ちが伝わってきますね。
冬の季節が終るに際して「夜の疲れ」が「蒲団に沈む」という詩的発想を高く評価したいと思います。冬の朝などは蒲団からなかなか抜け出せないものです。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・横須賀に初雪かと期待していたのですが、降りませんでした。残念。

投稿者 m-staff : 2010年02月02日 10:25

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