[2010年02月10日]

眺めやる野水の行方春浅し

松本たかし(1908~56)

春浅しが春の季語。浅き春、浅春も同意の季語です。
立春が過ぎてもしばらくの間は冬と同じような寒さが続きます。「春は名のみの風の寒さや」といったところでしょうか。
野水という表現が新鮮ですね。野水は、野にある水、野にある川のことです。「野水の行方」は、著者に様々な感慨をもたらしていますね。この句は、高台に上がって見た光景が浮かんできます。野水はさてどこへ行こうとしているのでしょうか。春浅しの季語が効いています。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・トヨタの「プリウス」リコール騒動。「初物は買うな」のいい例ですね。

投稿者 m-staff : 2010年02月10日 10:18

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