[2010年02月16日]

蘖のうちかたまりて吹き靡き

高野素十(1893~1976)

蘖(ひこばえ)が春の季語。ひこばゆ、またばえ、余蘖(よげつ)も同意の季語です。
木の切り株から若芽が萌え出るのが蘖です。普段はお目にかからぬ漢字ですね。孫生(ひこば)えともいいます。
西公園の榎の切り株にも以前から目にしています。生命のたくましい再生を感じますね。春の活力のシンボルとなります。
この句は、その様子をそのまま言葉にしているように思います。「吹き靡(なび)く」が言いえて妙ですね。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・このところ真冬並みの寒さが続いています。体調に注意しましょう。ところで新型インフルエンザはどこへいってしまったのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2010年02月16日 09:36

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