[2010年02月21日]

春の風ルンルンけんけんあんぽんたん

坪内稔典

春の風が春の季語。春風(はるかぜ、しゅんぷう)も同意の季語です。
春風は、のどかであたたかい風です。春は、春嵐、春疾風などの強く激しく吹き荒れる風もありますが、春風はなごやかで穏やかな柔らかい風のことです。
この句は、作者の遊び心が横溢した楽しい句となっていますね。「けんけん」をしている子供たちと作者の心は一体のように見えます。「あんぽんたん(安本丹)」は愚か者をののしって言う言葉、日本のどこでも言われていました。
寒い冬から春が来た喜びが伝わってきます。
作者つぼうち・としのりの紹介は、2005年2月7日を参照。
(出典:平井照敏編「現代の俳句」講談社文庫、1993年刊)
・昨日は横浜で2月句会、1月29日に急逝した仲間の追悼の集まりとなりました。

投稿者 m-staff : 2010年02月21日 10:49

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