[2010年03月06日]

啓蟄の煙が松の幹のぼる

桂 信子(1914~2004)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
啓はひらく、蟄は巣篭りのこと。土の中に冬眠していた虫がこの頃になると、冬眠から覚め、地上に姿を現し始めます。この季節の様子や虫そのものを指しています。
啓蟄をさらに具体的に表している季語に、地虫穴を出づ、蛇穴を出づ、こうもり穴を出づ、蟻穴を出づなどたくさんありますね。
この句のような情景が近くの林や田圃の近くで見られます。春の躍動を示し始めた喜びと活気を表して開放感があふれています。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・お天気は、毎日日替わり。今日は、雨が降っています。寒くなったり、暖かくなったりしながら本格的な春になります。

投稿者 m-staff : 2010年03月06日 09:21

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