[2010年03月07日]

水草生ふ驚くばかり月日過ぐ

星野立子(1903~84)

水草(みくさ)生(お)ふが春の季語。藻草生ふ、水草生ひ初むも同意の季語です。
春のなると裏の武山から流れる川、竹川にいろいろな水草が生えてきています。水草が生えはじめることで水がぬるんできたことがわかりますね。水中に沈んでいた金魚藻が流れに流れはじめます。秋にできた浮き草の冬芽が冬を越して水面に浮かんできます。これらの水草に花が咲くのは夏になります。
この句は、光陰矢のごとしの月日を水草の動きに託して驚いています。俳人の感性を認識した句ですね。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・天候不順、体調が優れませんね。このような時は予測しがたいことが起きそうです。注意しましょう。

投稿者 m-staff : 2010年03月07日 09:27

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