[2010年03月09日]

熱高く睡るフリージヤの香の中に

古賀まり子

フリージヤが春の季語。
天候が不順ですね。雨がよく降っています。
さて、フリージヤは香りのよい花です。アヤメ科の多年草。南アフリカ産。温室で栽培されていて切花として寒いうちから出回っています。花壇や鉢植えでも栽培されていて晩春のころまで咲いていますね。色は、白、黄色、薄紫、紅などがあります。
この句では、熱が出る病気で臥せっている作者の枕元で芳香を放つ花の中で、早く熱が下がって元気になりたいという作者の声が聞こえそうです。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2001年刊)
・新潮文庫の石川九楊著「選りぬき一日一書」は、日本や中国の文献から一日一字を選び、その字義や歴史文化、生活習慣を紹介しています。3月9日は「光」。嵯峨天皇の力強い書きぶりが印象的です。

投稿者 m-staff : 2010年03月09日 09:52

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