[2010年03月10日]

蓬摘む生れかはりし童かな

松村蒼石(1887~1982)

蓬摘むが春の季語。蓬、餅草、蓬生(よもぎう)なども同意の季語です。
西公園の竹川の土手にあまり元気の無い蓬を見つけました。蓬はキク科の多年草。野原や田畑の畦などに生えています。春になると若菜を摘んで茹でて草もちを作ります。祖母や母の作ってくれた草もちを思い出します。摘んだ蓬の香りは春の喜びを伝えてくれます。蓬は生命力に溢れてやせた土地でも成長します。
この句の「生れかはりし」は、楽しく蓬を摘んでいる子供たちを見て、自分の子供のころの思い出と重ねて、自分の生れ代わりのような愛情を子供たちに寄せています。
作者まつむら・そうせきの紹介は、2006年9月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・低気圧が太平洋を北上し、大荒れの天気、横須賀に雪は降りませんでした。

投稿者 m-staff : 2010年03月10日 10:11

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