[2010年03月11日]

みずぐるまひかりやまずよ蕗の薹

木下夕爾(1914~65)

蕗の薹(とう)が春の季語。蕗の芽、蕗の花、蕗の姑も同意の季語です。
寒いながらも春が来ていることを実感させるのが蕗の薹です。川べりの蕗の薹は、水の流れる音を交えて楽しくなります。つぼみのほどけはじめたころが狙い目ですね。キク科の多年草。まだ若いものを摘んで食べますが、そのほろ苦さが口の中に残ります。
この句は、水車小屋に光が当たって、きらきらと輝くような情景に蕗の薹がぴったり当てはまります。
作者きのした・ゆうじの紹介は、2006年5月22日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・雲ひとつ無く久しぶりに晴れて、富士山と相模湾が見えます。

投稿者 m-staff : 2010年03月11日 09:38

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3070