[2010年03月12日]

水取や奈良には古き夜の色

松根東洋城(1878~1964)

水取が春の季語。お水取、修二会(しゅにえ)、お松明、二月堂の行法も同意の季語です。
3月1日から14日まで、奈良東大寺二月堂で行われる国家鎮護の行法を二月堂の行法といい、修二会とも言われています。その中で最も知られているのは、お水取とお松明です。3月13日の午前2時から笙・ひちりきが堂内にひびくと「はす」といわれる大松明が現れ、朗弁杉のもとにある井戸から御香水を汲み取り、堂内に運ばれます。この御香水をいただけば病気にならないといわれるというので群集が殺到します。関西ではお水取が終わらないと暖かくならないと言われています。この句は、平城京の古くからの慣わしを見事にまとめています。
作者まつね・とうようじょうの紹介は、2006年1月14日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・天気になると花粉の飛ぶのが激しくなります。鼻がぐすぐすしています。

投稿者 m-staff : 2010年03月12日 10:13

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