[2010年03月13日]

石庭の波の寄せくる春あらし

原 裕(1930~99)

春あらしが春の季語。春疾風(はるはやて)、春嵐、春荒れ、春北風なども同意の季語です。
春に吹く強風のこと。西から移動性高気圧と低気圧が交互にやってきて、列島を通り抜け東へ去って行くというのが春の天気図ですが、春嵐は、低気圧が日本海を通るときが一番起こりやすくなります。このときは、気温が上がり、一日中強い南風が吹きます。
この句の石庭は、岩石で構成した日本庭園。枯山水がよく知られています。石庭の海を模した波の砂が強風で飛ばされる様子がわかります。
作者はら・ゆたかの紹介は、2006年4月4日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・春疾風が今朝の光景です。

投稿者 m-staff : 2010年03月13日 09:58

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