[2010年03月14日]

雲を洩る日のひとすぢや卒業す

大野林火(1904~82)

卒業が春の季語。卒業生、卒業式、卒業期、卒業証書、卒業歌なども同意の季語です。
卒業式のシーズンです。小学校から大学までの卒業式は、3月はじめから末にかけて行われます。わたしにとってははるかな昔になりました。ただし、ときどきまだ大学を卒業していないのではないかという夢を見ることがあります。今でも「蛍の光」や「仰げば尊し」を聞くと感傷にひたってしんみりしてしまいます。
この句はさっぱりとしています。雲の切れ間からお日様が顔をのぞかせているというだけで、過去とはきっぱり縁を切って新しい船出に幸あれと祈っているようですね。
今日はホワイトデー。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・新聞の折込に塾の広告が毎日入っている時期となりました。

投稿者 m-staff : 2010年03月14日 10:25

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