[2010年03月19日]

名ある草名もなき草も霞む野辺

中村苑子(1913~2001)

霞が春の季語。春霞、遠霞、薄霞、朝霞、昼霞、夕霞、草霞む、霞立つ、霞の海など多数の同意の季語があります。
霞は春、霧は秋です。霧は深く立ち込めますが、霞はぼんやりとしてかすかなものですね。万葉集に登場する「霞立つ」は春の枕詞で、大和の山々が春のなると霞が立つ姿を描いています。
この句は、野辺にあるさまざまな草を愛情に満ちた気持ちで取り上げています。特に、名も無い草が霞んで見えるところに力点を置いているようです。
作者なかむら・そのこの紹介は、2005年3月25日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・大西洋マグロ禁輸否決の報道、良いのやら悪いのやら、資源の回復に努めなくてはなりません。

投稿者 m-staff : 2010年03月19日 09:46

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