[2010年03月23日]

囀りや転ばぬ先の杖持たず

鈴木真砂女 (1906~2003)

囀りが春の季語。百千鳥も同意の季語です。
近くの高台にある養鶏場の周りでは、鳥の囀りでうるさいこと甚だしい状態です。養鶏場の鶏の声とその上を飛ぶ鳥の囀りで夜が明けてゆきます。
よく聞けば、囀りは地鳴きと区別して、高音を張ったり、声を長く複雑につづけて鳴いたり、いろいろな声を出しています。総称するとうわんうわんと聞こえますね。
この句の、「転ばぬ先の杖」は、失敗しないように、前もって用意しておくことを指しますが、97歳まで長生きした作者の心意気が伝わってくるようです。
作者すずき・まさじょの紹介は、2005年1月16日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・春の選抜高校野球は、まだ体が細く、いかにも頼りなげにプレイしていますね。

投稿者 m-staff : 2010年03月23日 09:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3092