[2010年04月12日]

仔雀や咽喉まで見せて餌を乞へる

石塚友二 (1906~86)

仔雀(こすずめ)が春の季語。雀の子、小雀、雀の雛、黄雀、親雀、春の雀も同意の季語です。
雀らが桜の並木道で盛んにその姿を見せています。
4月から5月にかけて孵化し、2週間ぐらいで巣立ちをしますが、くちばしが黄色なので黄雀と呼ばれています。まことに可愛いものですね。巣立ちのあと10日ほどで飛べるようになります。その間は親雀の保護のもとで、餌を与えられながら餌のとり方をおぼえます。地上を弾むようにと跳び歩く様子は愛らしいものです。
この句は、咽喉(のど)まで見せて餌(え)を親に乞(こ)う姿を見事に捉えています。可愛らしいですね。
作者いしづか・ともじの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・新聞休刊日は、手持ち無沙汰ですね。

投稿者 m-staff : 2010年04月12日 09:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3126