[2010年04月16日]

馬酔木咲く丘は野となり丘となる

山口波津女(1906~85)

馬酔木(あしび)が春の季語。花馬酔木も同意の季語です。
近くの竹川の川べりに馬酔木が咲いて揺れています。
垂れ下がっているいっぱいの白い花がみごとで、乾いてさらさらした感じがしますね。
つつじ科の常緑低木。日本の特産です。有毒で、あやまって馬が食べて中毒を起こしたと言われるところからこの名前がつきました。白以外に淡い紅色の花もあります。
この句の風情は、万葉集にも十首取り上げられているように馬酔木の丘、野のおおらかさを伝えてくれますね。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・それにしても寒いですね。風邪を引かぬように注意しましょう。農作物に被害が出ています。

投稿者 m-staff : 2010年04月16日 09:33

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