[2010年04月30日]

学校へ一里は歩く竹の秋

茨木和生

竹の秋が春の季語。竹秋(ちくしゅう)も同意の季語です。
竹の秋は、4月ごろのこと。竹はほかの植物と違って、この頃になると葉が黄ばんできます。ほかの植物が秋に紅葉、黄葉するのに似ているので、竹の秋といいます。秋に竹の葉が青々とするのでこれが竹の春と呼んでいます。
竹の葉の黄ばむ春を竹の春と呼んだ昔の人の言語感覚に打たれます。
この句は、感じたそのままが形になっていますね。一里の山道を子供が歩いている様子を思い浮かべることができます。
作者いばらき・かずおは、1939年大和郡山の生まれ、俳句は山口誓子から指導を受け、右城暮石主宰の「運河」に参加。
1991年から主宰を継承しています。京都に住んでいます。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」創元社、2005年刊)
・大型連休といってもどこへ出かけるでもなし。子供が遊びに来ます。

投稿者 m-staff : 2010年04月30日 09:24

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