[2010年05月01日]

草臥て宿かるころや藤の花

松尾芭蕉(1644~94)

藤の花が春の季語。山藤、白藤、八重藤、野田藤などが同意の季語です。
近くの富士見小学校の裏手の崖に山藤が枝垂れています。藤は、近くで見るよりは遠目で見ていたほうに風情を感じますね。蔓は右巻きに伸びて物に絡みつきます。香りのよい紫色花をたくさんつけていますね。
この句の前書きには「大和行脚のとき」とあります。「猿蓑」に所収されています。多くの歳時記に掲載されています。
歩きつかれて草臥(くたび)れて、宿屋に入るころに見た藤の花の何て壮麗で素晴しいことかと言っています。
今日はメーデー。国際的な労働者祭。連合は、29日に集まりましたね。
作者まつお・ばしょうの紹介は、2005年2月21日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花上巻」創元社、2008年刊)

投稿者 m-staff : 2010年05月01日 10:00

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