[2010年05月10日]

かたばみを見てゐる耳のうつくしき

横山白虹(1899~1983)

酢漿(かたばみ)が夏の季語。花かたばみ、酸いもの草も同意の季語です。
日当たりの良い場所ならどこにでもありますね。茎は地上を張って三つの葉からなるハート形の葉をつけます。節には根が出ていて、葉の付け根から黄色の五弁花が咲きます。花は午後には閉じて、葉も夜になると閉じます。花のあとに実が出来て種を飛ばし、葉がすっぱいので酸いもの草ともいいます。ありふれた雑草ですが、午後に閉じる花が面白く、子供のころの思い出の花です。
この句は、美しいの耳の形をした人がかたばみを見ていると詠っています。どのような人なのでしょうね。連想するだけで楽しくなりますね。
作者よこやま・はっこうの紹介は、2005年1月12日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花上巻」創元社、2008年刊)
・日中の温度が26度Cにもなってきました。横須賀の日の出は4時41分、日の入りは18時35分です。

投稿者 m-staff : 2010年05月10日 10:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3164