[2010年05月16日]

石楠花は富士の夕の色に咲けり

阿部完市(1928~2009)

石楠花が夏の季語。石南花、石楠もしゃくなげと読みます。
公園などの咲いている石楠花は、ほとんど西洋石楠花で、日本の石楠花は、山に行かないと見られません。
ツツジ科の常緑低木。高山性の花木で、日本全土の山と周辺の谷などに自生しています。枝の先に大形の美しいつつじに似た花を集めて咲かせます。淡い紅色のほか、白、黄色などもあります。
この句の富士山の夕焼けのように、このところ日没ころに太陽は、淡い紅の石楠花色に落ちてゆきます。
作者あべ・かんいちの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・昨日は横浜で句会でした。次男は仕事で上海万博へ行きました。

投稿者 m-staff : 2010年05月16日 10:26

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