[2010年05月17日]

ひなげしの花びらたたむ真似ばかり

阿波野青畝(1899~1992)

雛罌粟(ひなげし)が夏の季語。虞美人草も同意の季語です。
ケシ科の2年草。ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来しました。ケシのようにアヘンを含んでいないので、花壇や切花用に普及しました。
三浦縦貫道の下の小道の路傍に、雛罌粟の群生を見つけました。中国の楚王項羽の寵姫(ちょうき)虞美人が花に託してその墓にはえたという故事にちなんで虞美人草という名前があります。
この句は、風に揺れてまるでその姿を見せびらかすように伸びたりたたんだり自在に遊んでいるようです。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花上巻」創元社、2008年刊)
・「お宅」のことを米語ではギーク、英語ではアノラックというそうです。

投稿者 m-staff : 2010年05月17日 10:45

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