[2010年05月24日]

うぐひすの声さみどりや花卯つ木

渡辺水巴(1882~1946)

花卯つ木が夏の季語。卯の花、空木の花、山卯木、梅花うつぎ、姫うつぎなども同意の季語です。
初夏に、五枚の白い花弁をもった小さな卯の花がたくさんにかたまって咲いている様子は、とても清らかな気持ちになりますね。
ユキノシタ科の落葉低木。全国の山野に自生しています。
「卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍音もらす夏は来ぬ」(佐佐木信綱詩)
万葉集にもよく取り上げられています。この句の「さみどり」は、若草や若葉の緑色のことです。うぐいすは、春の季語ですが、ここでは花卯つ木を取りました。光景が見えるようですね。
同じ作者に次の句があります。
空は我を生みし蒼さや花卯つ木    水巴
空の蒼さに花の白さが浮かんできます。
作者わたなべ・すいはの紹介は、2005年2月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・企業に株主総会があるように、昨日はマンション管理組合の年1回の定期集会、9つの議案はすべて承認されました。

投稿者 m-staff : 2010年05月24日 10:10

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