[2010年05月26日]

曇天の耐へて耐へをるおほでまり

篠田悌二郎(1899~1986)

おほでまりが夏の季語。繍毬花、粉団花(てまりばな)、手鞠の花、花てまりなども同意の季語です。
スイカズラ科の落葉低木。高さは2~3メートル。庭に植えて観賞しているのをよく見かけます。
紫陽花ほど大きくはありませんが、良く似た白い球形の花を枝が下がるほどにいっぱいつけます。花が若いうちは緑色をしています。
この句は、5月から6月にかけて、曇り空の中で美しい花を
まりのように咲かせている繍毬花の健気さを強く感じます。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年7月26日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・22日、民間気象情報会社の草分けである「ウェザーニューズ」社の石橋博良会長ががんで逝去63歳、惜しいね、合掌。

投稿者 m-staff : 2010年05月26日 09:54

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