[2010年05月27日]

月明の書を出て遊ぶ紙魚ひとつ

大野林火(1904~82)

紙魚(しみ)が夏の季語。雲母虫、衣魚も同意の季語です。
神や衣類を食べて害する虫。愛書家にはおなじみですが、下等な虫です。
海老を小さくしたような虫で体全体が銀白色の鱗片に覆われているのできららむしとも呼ばれています。のりづけした和紙や衣類を食べますが、なめるような食べ方です。日光を嫌って暗いところへすぐ隠れます。
この句は、その情景が浮かんできますね。どのような本から月の光を見に出てきたのでしょうか。「紙魚ひとつ」がいいですね。紙魚もかわいい存在になりました。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・社民党は政権から離脱すべし。そのほうが存在の価値があります。

投稿者 m-staff : 2010年05月27日 10:10

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