[2010年05月30日]

梅干して人は日陰にかくれけり

中村汀女(1900~89)

梅干すが夏の季語。梅干、梅漬る、梅筵、干梅、梅漬なども同意の季語です。
今年は、天候不順で和歌山の梅の生産地も大変なようです。
梅干は、長期保存用食品。我が家にも冷蔵庫にしっかり保存してあります。梅干は、梅が実ったあとに、青梅のころから漬け始めるので夏の季語になっています。梅干は、戸板や筵、すのこ、ざるなどに並べて干したりします。
昔は、梅干を作るのは女性の仕事でした。そして、それを作るのは各家の土用の慣わしでした。この句の「人」も干したら日陰でくつろいでいる様子がうかがわれますね。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・W杯サッカー日本チームは、今晩オーストリアでイングランドと練習試合、どのような負け方をするか興味津々。

投稿者 m-staff : 2010年05月30日 10:39

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