[2010年05月31日]

五月雨に湾岸のビル崩れゆく

榊原風伯

五月雨(さみだれ)が夏の季語。
梅雨にはまだ早いのですが、取り上げてみました。今年の入梅は6月11日です。
五月雨は梅雨と同じですが、梅雨は五月雨の降る時候を主にいい、これは雨そのものです。「さ」は五月の「さ」と同じで、神にささげる稲であり、それから稲を植える月の意味となります。
五月雨は、芭蕉の句が有名ですね。
五月雨をあつめて早し最上川    芭蕉
まだ会社勤めをしていたころ、5月の延々と雨が降り続いている中で、つり革につかまってふと車外を見ると、湾岸のビルが雨を受けてくすんであたかも崩れてゆくような気持ちにさせられた時がありました。きっとそれはビルが崩れてゆくと言うよりは、わたしの心象風景と言ったほうが適しているようです。
(出典:「雲雀」1995年7月号より)
・昨日のこの欄で、サッカーの日本代表は、イングランドにどのような負け方をするのでしょうかと書いたところ、なんと2点ともオウンゴール。このようなこともあるのですね。

投稿者 m-staff : 2010年05月31日 10:24

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