[2010年06月01日]

仕合せに遠き衣を更へにけり

稲垣きくの(1906~87)

衣更えが夏の季語。更衣(ころもがえ)も同意の季語です。
冬や春の衣服を夏物に替えることを言います。もともとは、平安時代に始まった宮中の儀式で、旧暦4月1日に、天皇をはじめ貴族たちが衣服や室内の調度を冬物から夏物に替え、10月1日には夏物を冬物に替えました。
江戸時代になると幕府が制度として定め、一般庶民の間に広まりましたが、現在は、いっせいに衣更えをする習慣がすたれています。
この句は、うまいところを見ています。「仕合せが遠い衣」とは、言いえて妙ですね。女性の細やかな目で見ています。
作者いながき・きくのの紹介は、2005年8月2日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・民主党の鳩山、小沢の衣替えはあるのでしょうか。なければ最悪のパターンとなりますね。

投稿者 m-staff : 2010年06月01日 10:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3206