[2010年06月21日]

枝を伐る夏至の日深く響きたり

阿部みどり女(1886~1980)

夏至の日が夏の季語。夏至も同意の季語です。
マンションのベランダから西のほうには、富士山や伊豆半島、相模湾が見えます。太陽が沈むのを見るのは日課。
さて、夏至は、中でも太陽が右の果てに沈みます。大山あたりでしょうか。それから太陽は、左のほうへ少しずつ動き出して沈み、冬至のころには伊豆半島の熱海の左側に沈みます。
夏至は24節気のひとつ。北半球では1年中で昼の時間が一番長く、夜がもっとも短くなります。太陽はこの日もっとも北に寄り、北極では太陽は沈まずに白夜、南極では極夜といい、顔を見せません。
この句は、とりわけて夏至と言って何かが起こるわけでもなく、自然にいつものとおり木々の枝を伐っていると詠っています。かえって好感が持てますね。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・W杯サッカーは、ブラジルをはじめ、南米勢が強いという印象。25日、日本の相手はデンマーク。がんばれ日本。

投稿者 m-staff : 2010年06月21日 10:20

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