[2010年06月30日]

いくたびも風の暦に夏を訊く

榊原風伯

今年も半分が終わりましたね。あれこれやることがいっぱいあるのに、少しもはかどらない半年でした。みなさんはどうですか。
この句は、1995年の7月に皇居周辺を吟行したときに作りました。その日はとても暑かった印象が残っています。そこで今年の夏の暑さはどうかしらと「風の暦」に訊いてみたい心境になりました。
風は、季節によってさまざまな種類があります。夏は、南風が主体ですが、「山背」という冷たい風が吹いて冷害になることもしばしばです。
この句の種明かしをすれば、ベースは、正岡子規の次の句にあります。
いくたびも雪の深さを尋ねけり 子規
病床から近くにいる人にどのくらい雪が降っているかを尋ねている様子がわかります。わかればこんなにつらいことはありませんが、子規の句は悲壮感が少しも感じられません。
そこがこの作家の凄いところです。
今日は、大払い、夏越(なごし)祭り。
(出典:「雲雀」、1995年8月号より)
・日本がパラグアイにPK戦で負けました。総合力の差といえばそうですが、よくやりました。南米の国々は強い。ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの中から優勝チームが生れるでしょう。

投稿者 m-staff : 2010年06月30日 09:55

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