[2010年07月02日]

日々待たれてゐて癒えざりき半夏生

村越化石

半夏生(はんげしょう)が夏の季語。
半夏生は、24節気のうちの夏至の三気候にあたり、夏至から数えて11日目。半夏生という言葉は、半夏=はんげ(からすびしゃく)という毒草が生ずるころという意味です。はんげは、どくだみと同属の草。かつてはこの日までに田植えを終えるものとされてきました。
作者は境涯のひと。ハンセン氏病から失明しながらも人生、心境、句がひとつとなって誰もの心を打つ作品を表現しています。いい薬が出来ても直らない病気に対しての心の疼きが伝わってくるようです。
この句は、1974年刊行の第2句集「山国抄」に所収されています。
作者むらこし・かせきの紹介は、2005年3月5日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」邑書林、1996年刊)
・日本チームお帰りなさい。今晩からまたサッカーを楽しめます。

投稿者 m-staff : 2010年07月02日 09:37

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