[2010年07月04日]

やいと花村去るはひそかなるがよし

有働 亨

やいと(灸)花が夏の季語。へくそかずらも同意の季語です。
武山養護学校の前の道路に灸花のかたまりを見つけました。
花は筒型で外側が白色、内側が紅紫色の小さい花をつけています。火をつけたもぐさのようなのでこの名前があります。
匂いは強烈でへくそかずらのほうが似つかわしいと言う意見もあります。
アカネ科の多年草でつる草。やぶ、生垣にからまって伸びます。
この句は、過疎化した村から町へ移転する村の悲しみを灸花に託しています。政治の貧困を見るようですね。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・連日素晴しい戦いをしているサッカーの準決勝は、ウルグアイ×オランダ、ドイツ×スペインに。どこが優勝するかは時の氏神の笑顔によります。
・・作者は6月30日にお亡くなりになりました。

投稿者 m-staff : 2010年07月04日 10:06

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