[2010年07月11日]

浜木綿に流人の墓の小ささよ

篠原鳳作(1906~36)

浜木綿(はまゆう)が夏の季語。浜木綿の花、浜万年青(はまおもと)も同意の季語です。
毎日散歩に通っている西公園の入り口に浜木綿が咲いています。また、佐島湾の天神島とあわせて、ちょうどこのいま住んでいるあたりが浜木綿の北限になっています。
この句の作者は、鹿児島市出身で、沖縄の宮古島や鹿児島市の中学校の教師をつとめました。本土から離れた島へは古くから多くの人が流されました。その島にある流人の墓のそばには白い傘が幾重にも広がった浜木綿が咲いているのでした。浜木綿というのは、幣に木綿を四つに切りかけたようであるとして呼ばれ、葉が万年青に似ているので浜万年青とも呼ばれています。華やいでいて寂しい印象ですね。
作者しのはら・ほうさくの紹介は、2005年6月8日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・サッカーの3位はドイツになりましたが、ウルグアイはよくやりましたね。今晩のオランダ×スペインはさてどちらが勝つでしょうか。予想はオランダです。

投稿者 m-staff : 2010年07月11日 10:20

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