[2010年07月20日]

積乱雲つねに淋しきポプラあり

金子兜太

積乱雲が夏の季語。雲の峰、入道雲、峰雲、雷雲も同意の季語です。
梅雨が明けて一気に本格的な夏になり、入道雲が立ち上り、待っていたかのように、各地で水の事故が報道されています。悲しいことですね。
この句は、積乱雲とポプラの取り合わせに惹かれました。札幌の北大のポプラ並木はまことに元気の象徴と言ったところですが、中には「淋しきポプラあり」と表現されるような一本のポプラの木を見逃さなかった、作者の目が素晴しいと感じました。
作者かねこ・とうたの紹介は、2005年1月27日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・梅雨が明けて一気に猛暑に突入。どなたも体を壊さぬように。ご自愛ください。

投稿者 m-staff : 2010年07月20日 09:38

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