[2010年08月02日]

女教師の矜持に疲れ夏薊

鍵和田秞子

夏薊(なつあざみ)が夏の季語。
薊といえば春。キク科の多年草。俳句では、とくに夏に花をひらくあざみの意味で呼ぶ呼び名です。なつあざみという名の植物ではありません。
夏に咲くあざみには、のあざみ、おにあざみ、ちょうかいあざみ、のりくらあざみなどがあります。
どの花もみな眉刷毛状の紅紫色の花を咲かせます。
この句の女性の先生は、見るからに矜持(きょうじ)が高く、つんつんとしている様子が分かります。それではすぐに疲れてしまいますね。ということで夏薊が効いています。
作者かぎわだ・ゆうこの紹介は、2005年5月28日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・暑さで寝苦しい夜が続いていますね。お体をおいといください。

投稿者 m-staff : 2010年08月02日 09:21

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