[2010年08月17日]

川明りかなかなの声水に入る

井本農一(1913~98)

かなかなが秋の季語。蜩、日暮も同意の季語です。
8月14日に千葉市川戸町の雑木林でかなかなの声を聞きました。林の中で木霊のようにかなかなの鳴いているのが聞こえました。
かなかなは、夏の終わりから秋にかけて、涼しい声はなんとなく秋の寂寥感を抱かせますね。蝉の鳴き声の中でも蜩がもっとも美しいといったのは小泉八雲です。
この句は、暗い川の中で、かなかなの声がするところだけが明るくてまるで水に入ってゆくようだと感じています。
作者いもと・のういちの紹介は、2009年10月21日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・甲子園は、東海大相模、聖光学院、新潟明訓、九州学院がベストエイトに進出。あと4校は今日決まります。

投稿者 m-staff : 2010年08月17日 10:11

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