[2010年08月28日]

川越えてしまへば別れ秋の蝉

五所平之助(1902~81)

秋の蝉が秋の季語。秋蝉も同意の季語です。
蝉といえば夏で、だいたいは8月が最盛期です。今年のような猛暑の続く年は蝉の声もだんだんとわずらわしく聞こえるものですね。
蝉の種類にはいろいろあって中には現れるのが遅い蝉もあります。一番遅く出現するのは「ちっちゼミ」で、秋を活動期にして9月、10月にチッチッチッと鳴いています。体長は2センチほどで小さい蝉です。
この句は、川を越えてしまえば、彼岸と此岸に別れてしまう人間の世界と同じに、秋の蝉の哀れさを詠っています。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・菅さんと小沢さんは、政権を取ったことにより、別れが来ましたね。まるでこの句のように。

投稿者 m-staff : 2010年08月28日 10:05

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