[2010年08月31日]

虫しぐれ中の一匹破調なる

榊原風伯

虫しぐれが秋の季語。虫、鳴く虫、虫の声、虫の音、虫の闇、虫の秋、昼の虫なども同意の季語です。
この句は、俳句を作り始めたころの作品。
会社員として、組織の一員としての生活の中で、おのれの存在を考えたときに、どうも自分は協調できずに、仲間に迷惑をかけている「破調」の一匹の虫ではないかと自戒の意味を込めて作りました。
俳句での虫は、秋に鳴く虫の事で、蝉を除いて草むらで鳴く虫を指しています。虫しぐれは、たくさんの虫が時雨のように聞こえる様子を詠っています。
鳴いているのは雄ばかりで雌は鳴きません。
(出典:「雲雀」、1996年11月号より)
・8月は歴史に残る猛暑の日々でした。民主党は、分裂忌避に向かいそうですね。

投稿者 m-staff : 2010年08月31日 09:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3323