[2010年09月04日]

木犀をみごもるまでに深く吸ふ

文挟夫佐恵

木犀(もくせい)が秋の季語。金木犀、銀木犀、薄黄木犀、桂の花なども同意の季語です。
木犀の香はすぐに分かります。あたり一面に不思議な芳香を振り撒くからです。花の盛りは遠くから見えるというよりは香ってきます。幹の表面が犀の皮に似ているところからこの名前があります。
モクセイ科の常緑小高木。中国が原産地。金色が金木犀、白い花が銀木犀、薄黄色が薄黄木犀です。
この句は女性ならではの愛情に溢れた姿を句に表しています。木犀の香を「身ごもるまでに深く吸う」とは男性には作れません。恐れ入りました。
作者ふばさみ・ふさえの紹介は、2006年12月26日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・病院内での病気の感染、恐ろしいですね。

投稿者 m-staff : 2010年09月04日 09:09

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