[2010年09月07日]

夢いくつ見て男死ぬゐのこぐさ

能村登四郎(1911~2001)

ゐのこぐさが秋の季語。ねこじゃらし、狗尾草(いのころぐさ)、犬子草なども同意の季語です。
この句を紹介するとき、始めに思うのは坂本龍馬のことです。
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」を見ていると、元気で活躍する主人公の後姿があまりに淋しく、切なくて、可哀そうになります。夢半ばにして32歳で亡くなる男のいじらしさを垣間見るようですね。
「ゐのこぐさ」と聞けば何かと思われるでしょうが、「ねこじゃらし」のことです。路傍や空き地などどこにでも生えています。どなたも子供のころに遊んでもらった草ですね。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・いまだに続いている猛暑の原因は、偏西風とエルニーニョにありと気象庁。後手の予報官。

投稿者 m-staff : 2010年09月07日 10:04

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