[2010年09月08日]

草の絮飛ぶより高くこころざす

上田五千石(1933~97)

草の絮(わた)が秋の季語。草の穂、草の穂絮、穂草なども同意の季語です。
これからは草の絮が飛ぶ時期です。イネ科やカヤツリグサ科の雑草が秋になると穂花を出します。それらがほつれて絮上になったものを「草の絮」といいます。見ていても花か実か区別がつきにくい状態です。
えのころ草、刈萱、すすき、蚊帳吊草などが草の絮を飛ばします。子供ころの遊び道具で楽しい思い出がたくさんあります。
この句は、1982(昭和57)年刊の句集「風景」に所収されています。作者には次の名句があります。
秋の雲立志伝みな家を捨つ    五千石
今日は24節気の一つ、白露ですが、まったく意に沿いませんね。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:飯田龍太監修「集成・昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・8月13日以来の雨が降っています。台風9号の影響でしょうね。

投稿者 m-staff : 2010年09月08日 09:40

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