[2010年09月09日]

重陽の山里にして不二立てり

水原秋櫻子(1892~1981)

重陽(ちょうよう)が秋の季語。重九(ちょうきゅう)、重陽の宴、菊の節句、菊の日、菊水、今日の菊、菊の酒なども同意の季語です。
めでたい九の字が重なる日。陰暦9月9日で、中国では登高という丘に登る行楽の行事があらいます。日本では平安時代より宮中で観菊の宴が催されました。五節句のひとつ。ちなみに五節句は、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日。
この句は、重陽の節句の山里に、富士山の立っているのが見えるというただそれだけの情景で、めでたい気分にさせられますね。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・台風9号は、横須賀へ来るかと思いきや迷走の上、熱帯性低気圧になり、消えてしまいました。まことに珍しい現象です。

投稿者 m-staff : 2010年09月09日 09:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3332