[2010年09月21日]

蘆の花澱める水に日を沈め

橋本鶏二(1907~90)

蘆(あし)の花が秋の季語。蘆原、蘆の秋、葭(よし)の花なども同意の季語です。
水辺に自生しています。地中に茎を伸ばして繁殖し、大群落を作り、太い茎に大きな線形の葉を伸ばし、2から3メートルの高さに茂ります。夏から秋にかけて紫色の小花を穂にたくさんつけ、すすきに似ていますが、蘆のほうが穂も花も大きく、みずみずしい花や穂もやがて枯れて穂が飛び出します。
この句は、川か沼の澱んだ水に日を沈めながら蘆のはずれの音が水辺に聞こえると詠っています。情景が浮かんできますね。
作者はしもと・けいじは、三重県上野市の生れ、俳句は高浜虚子に師事し、後に長谷川素逝と交流します。戦後、素逝主宰、鶏二編集で俳誌「桐の花」を刊行。1957(昭和32)年に「年輪」を創刊・主宰しました。虚子からは「写生」の力を称えられました。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・中国は、共産主義の国であることを忘れてはなりません。丹羽大使も大変ですね。

投稿者 m-staff : 2010年09月21日 09:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3345