[2010年09月29日]

秋の海木の間に見えてはろかなり

安住 敦(1907~88)

秋の海が秋の季語。秋の湖、秋の浪、秋濤(しゅうとう)、秋の浜なども同意の季語です。
台風が去ったあとの森閑とした秋の海が叙情を誘ってくれますね。なにしろ海の色もだんだんと秋らしい深い色に変わってゆきます。波は夏よりも高くなり、波音も清澄な感じになります。海水浴で賑わった海岸も人影が途絶えて、海は静寂に包まれてゆきます。
この句のように、木の間から見える海ははるばると広がっています。
同じ作者に次の句があります。
秋の浪見て来し下駄を脱ぎちらし 敦
作者あずみ・あつしの紹介は、2005年2月28日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・中国は、昨年7月に積極的な自己主張を行うという、新しい外交方針を打ち出しています。その波に呑まれないようにしなければなりません。

投稿者 m-staff : 2010年09月29日 10:18

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