[2010年10月02日]

ふところに入日のひゆる花野かな

金尾梅の門(1900~80)

花野が秋の季語。花野原、花野道、花野風も同意の季語です。
今年は猛暑が続き、秋の草花に満ちた花野も訪れる人も少なく大変だったようですね。
花野の花は、秋の七草にある尾花、萩、女郎花、撫子などをはじめ、吾亦紅、野菊、桔梗、彼岸花、赤まんま、刈萱など多彩でどこかわびしいつつましやかな花の多いのが特徴ですね。ひとつひとつの花はわびしくともそれがそろえば華やぎに変わります。
この句は、花野の夕方の風景です。一日を明るく照らしてくれたお日様が西に隠れようとしている花野のわびしさが迫ってきます。
作者かなお・うめのかどの紹介は、2008年2月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・今朝は相模湾にヨットがいっぱい群がっています。爽やかな天気です。

投稿者 m-staff : 2010年10月02日 10:07

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